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福島第一原発1号機 格納容器の水位下げる 原子力規制委が指摘via NHK News Web

2021年5月8日 6時21分 廃炉作業が進む福島第一原子力発電所1号機について、原子炉を収める格納容器内部の水位が高く、大地震の際に一部の設備に負荷がかかり損傷する可能性があるとの指摘を受けて東京電力は水位を下げる方針を決めました。 福島第一原発は1号機から3号機がメルトダウンを起こし、原子炉を収めた格納容器には溶け落ちた核燃料、いわゆる燃料デブリがあり、冷却のため注水が続けられています。このため格納容器内部には一定量の水がたまっていて1号機と3号機は水位が比較的高い状態となっています。 これについて原子力規制委員会は、大量の水が入った状態では大地震の際に負荷がかかり格納容器の下部にある圧力抑制室と呼ばれる部分が損傷する可能性があると指摘していました。 これを受けて東京電力はこのほど1号機の水位を下げる方針を決めました。 1号機の水位はことし2月の地震の影響で低下し、現在、東京電力では格納容器の底の部分から1メートル前後の水位を維持していますが、今後、燃料デブリの温度など状況を確認しながら徐々に下げていく考えです。 ただし、現場は放射線量が高いことなどもあり準備に時間がかかるとして本格的に下げ始めるのは2023年度以降になるだろうということです。 […] 全文

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福島第一原発1号機原子炉の注水増 格納容器内の水位低下で via 東京新聞

2021年5月7日 16時16分 東京電力は7日、事故収束作業中の福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)で、1号機原子炉内への注水量を1時間当たり3トンから4トンに増やしたと発表した。格納容器内の水位が低下したことへの対応で、炉内に溶け落ちて残る核燃料(デブリ)の冷却や外部への影響はないという。 東電によると、1号機格納容器内の水位は7日午前11時11分、底部から高さ92センチにある水位計を下回った。水位がさらに下がると監視が難しくなるため、7日午後0時43分に注水量を増やした。 2月13日に福島、宮城両県で最大震度6強を記録した地震後、原子炉格納容器内の水位は約1メートル低下。事故時の損傷部分が地震で広がった可能性がある。3月22日にも水位が水位計を下回った際に注水量を増やし、4日後に通常の量に戻した。 […] 全文

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「原発に水を入れろ」決死の放水 舞台裏でいったい何が… via NHK News Web

2011年3月。すべての電源を失い、メルトダウンした、東京電力・福島第一原子力発電所。原発の“暴走”を食い止めるには、高い放射線量の中、核燃料を冷やす水を入れる必要があった。命の危険もある、“決死の放水”。その重責を担ったのは、自衛隊だった。あの時、誰もが固唾をのんで見守った、ヘリコプターからの放水。舞台裏で、何が起きていたのか。10年の時を経て、新たに見えてきたものがある。(社会部 西牟田慧・南井遼太郎、おはよう日本 五十嵐哲郎) 3号機爆発 そこに自衛隊がいた あの原発事故で、自衛隊の存在が最初にクローズアップされたのは、3月14日のことだった。 午前11時1分、3号機が水素爆発。近くにいた自衛隊員が巻き込まれ、4人がけがをした。幸い、4人とも、命に別状はなかった。そこにいたのは、陸上自衛隊の「中央特殊武器防護隊」と呼ばれる部隊の隊員たちだった。 隊長の岩熊真司(59)。政府の現地対策本部から要請され、午前11時に3号機への地上からの注水を始めることになっていたという。 […] 緊迫の日米 初めて明かされた記録 「なぜ、彼らは原発の敷地内にいたんだ?」 岩熊たちが水素爆発に巻き込まれたという情報を聞いて、ある自衛隊幹部は、耳を疑った。 […] アメリカ軍の事情に精通し、調整・連絡役だった磯部。両者の発言を、克明に書き記していた。今回の取材で、初めて、その詳細を明かした。<折木統合幕僚長>「今日はトライしたが実行できず。明日再度トライする」 <フィールド司令官>「正確な状況がつかめない。専門家も十分理解できていない状況」「原発がさらに厳しくなると、米国人を退避させることもあり得る。大統領の判断次第」 […] 全文

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