Tag Archives: 玄海原発

2019.3.05原発稼働後、約6倍に増加 via 壱岐新報

 玄海原子力発電所と原発周辺自治体との白血病死亡率増加について、原発と白血病発症についての因果関係を調べている魚住昭三弁護士(長崎市)と、市防災士会の辻樹夫会長が公表した資料から、本市における白血病死亡率の詳細な推移がわかった。資料は昭和44年から始まるデータを記載し、5年ごとの白血病死亡率をまとめたもの。対10万人数の白血病死亡率は、玄海原発稼働前と後とでは6から7倍に増加しているという驚愕の数値が並ぶ。また原発周辺自治体も同様に、昭和50年の玄海原発1号機の稼働開始以降から死亡率増加を示す推移を示している。 […] 全文

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それでも電気で回っている~3.11以後の電力・原発・住民たち(下)via NET IB News

自作のノボリで運動  そこに足を踏み入れたとき、ノボリの数に圧倒された。「健康無害を証明せよ」「四十年空気も水も汚染」……ほかにも多くの原発反対の標語が書かれている。  「ほとんど1人でつくったよ」と語るのは、唐津市在住の薬剤師・北川浩一氏。唐津の市民グループ「玄海原発反対!からつ事務所」の発起人の1人を務め、発足以来、自作のノボリをもって同市内の役場やオフサイトセンターの前に立つのが日課になっている。  同グループは2016年8月に発足。九州電力川内原子力発電所1号機が稼働されたことを受け、玄海原発の再稼働を阻止しようと教育や医療に関係する市民が中心となって立ち上げた。現在は年間3万枚ビラを作成して住民たちへ配布、原発の危険性の周知徹底に務めている。  その活動のなかで住民たちの生の声を聞くことがある。チラシを受け取った玄海町のある町民からは、「原発の廃炉だと。俺たちを被ばく労働者にするつもりか」と怒鳴られたこともあるという。北川氏は「これが立地自治体の現実」と述べる。  「(町民も)原発が危険だという現実はわかっている。わかっているが、そこから脱出できない」と北川氏。ほかにも、農業や漁業に携わる人々に配ったときには、押し黙られてしまったという。 玄海町農家の苦悩  玄海町の農業従事者と接点をもっていたという九電の子会社の元社員は取材に対して、「玄海町での農業振興には無理があった」と振り返る。  「農家がどんなに良いものをつくっても、産地をいうと『扱えない』と断られる。買ってもらえない。産地を明記しないとなると、市場の半値で買われる」と農家の苦しみを代弁する。「玄海町には稲作が大変な棚田も多い。そんなところでつくっても、全然売れない。だったら、原発の関連施設の建設現場で働いたほうが儲かる」  反原発運動とは距離を置くものの、この元社員も先述の市民グループと共通する点を指摘する。「全然、安心だとする説明がない」。 […]

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くすのき 井本元知事と原発 /佐賀 via 毎日新聞

1991年から知事を3期12年務めた井本勇さん(92)が23日、亡くなった。昨年10月まで何度か取材に応じていただき、九州電力玄海原発(玄海町)と自身の関わりについて聞いた。    「時代が変わりましたよ」。井本さんは佐賀市内の自宅で、庭を見ながら原発への思いを語った。1965年4月、県から玄海町に正式に原発計画が伝えられる前、県の工鉱課係長だった井本さんは上司から原発誘致を命じられた。町に通って関係者を説得した当時を振り返り「安全は抜きにして、地域振興には原発が手っ取り早いという雰囲気だった」と、県の主導で原発を誘致したことを鮮明な記憶をもとに語った。  だが、井本さんは知事になり、全国で原発による発電量がピークを迎えた1998年、「今後、原発は誘致しない」と明言した。発言の背景には、当時県議として井本県政を批判していた宮崎泰茂さん(75)たちの原発批判があったという。宮崎さんは井本さんの訃報に接し「政治思想は違っても膝を交えて話す姿勢を評価していた」と惜しんだ。  そして99年9月、茨城県東海村でJCO臨界事故が起きると井本さんは「怒りに似た気持ちを覚える」と述べ、玄海原発3号機で実施方針だった「プルサーマル発電」も「環境は厳しい」と国と九電に異を唱えた。  県の危機管理や避難体制の実行性に疑問が投げかけられる中、山口祥義知事が昨年4月に「国の責任だ」と原発再稼働に同意する前、井本さんを訪れた。「国から来た人は地元のことを知らんから自分を売ろうとするんです」。総務省出身で観光に熱心な山口知事を心配した。「山口知事さんにも言わんですけど、時代が違う」。 […]   全文

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玄海原発蒸気漏れ 「想定外」つぶす努力を via 佐賀新聞Live

九州電力玄海原発3号機(東松浦郡玄海町)の2次系配管で起きた蒸気漏れ。雨水浸透による腐食で配管に穴が空いたとみられ、専門家からは設備の維持管理に対する認識の甘さを指摘する声もある。原発で「想定外」が何をもたらすのか。東京電力福島第1原発事故の教訓が九電の組織に浸透しているとは到底思えない今回のトラブルだといえる。 […] 一方で九電は蒸気漏れトラブルへの対応の間も、3号機の原子炉は停止せず「臨界」を維持している。配管交換を経て県などの理解が得られれば、すぐにでも発電再開をしたいという思惑も透けて見える。県が設置する原子炉工学などの専門家への意見聴取の場でも、専門家が他の電力会社の取り組みを引き合いに屋内への配管設置や配管の材質変更の余地をただしたが、今後の計画策定時に検討すると答えるにとどめた。 福島第1原発事故を踏まえた新規制基準に沿った安全対策で、十分に安全は確保できるとの考えがあるのだろう。経済合理性や費用対効果を重視する企業心理が影を落としている側面もあるかもしれない。ただこうした姿勢で、地元住民や県民の理解や信頼は得られるのか疑問だ。 何よりも、今回のトラブルに関しては九電から関係自治体への情報伝達に時間がかかった。県や地元玄海町への連絡は、発生後2時間を経過しており、全域が30キロ圏内に含まれる伊万里市は3時間半後となった。山口祥義知事らは早めの第一報の重要性を強調し、不快感を露わにする首長もみられた。それぞれ住民の安全確保や不安解消の責務を担う立場にあるだけに当然の反応だろう。裏返してみれば、九電には住民や県民、関係自治体の不安や懸念に思いを致す努力が欠けていたともいえる。 こうした想像力の欠如は、長期停止の影響に対しても同様であり、それが「想定外」を生み出した。九電には「想定外」を未然につぶしていく努力を求めたい。さらに言えば、原子力政策を進める国は、こうした事業者の姿勢を監視、チェックする仕組みも考えるべきではないか。(梶原幸司) 全文

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玄海の蒸気漏れ 雨で配管腐食か 九電発表 via 毎日新聞

九州電力は2日、配管の蒸気漏れトラブルで発電と送電を停止中の玄海原発3号機(佐賀県玄海町)について、「雨水による腐食が原因で配管に穴が開いた可能性がある」と発表した。1日に始めた点検を踏まえ、直径約1センチの穴が見つかったものを含む配管16本すべてを取り換える方針。 3号機の発電再開時期に関し、九電の瓜生(うりう)道明社長は2日、「今後の(トラブル)復旧次第なので分からない」と述べた。3号機のトラブル対応が長引けば、5月中を見込む4号機の再稼働時期がずれ込む可能性もある。 […] 九電は穴が開いた理由について「保温材の継ぎ目から雨水が浸入して湿った状態になったことで、配管の外側が腐食し穴が開いたと考えられる」と説明。蒸気漏れへの対策として、穴が開いた配管や保温材のほか、周辺の配管15本や保温材も交換することにした。  九電の瓜生社長は2日の入社式後、報道陣の取材に応じ、玄海3号機の蒸気漏れトラブルについて「(運転を)7年間止めていたため『何が起こるか分からない』と言っていたが、現実になってしまい、非常に残念だ」と語った。 […]     全文

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玄海原発、再稼働反対で決起集会 1700人参加 via 沖縄タイムス

来年春に見込まれる九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働を巡り、脱原発を訴える市民団体のメンバーらが2日、隣接する同県唐津市で総決起集会を開いた。県内外から約1700人(主催者発表)が参加し、デモ行進をしながら「原発いらない」「再稼働反対」と声を張り上げた。 […] 来年春に見込まれる九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働を巡り、脱原発を訴える市民団体のメンバーらが2日、隣接する同県唐津市で総決起集会を開いた。県内外から約1700人(主催者発表)が参加し、デモ行進をしながら「原発いらない」「再稼働反対」と声を張り上げた。[…]   全文

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「原発再稼働は犯罪」裁判の会が講演会 via 佐賀新聞

■イスラエル出身のダニーさん、危険性語る 「玄海原発プルサーマルと全基をみんなで止める裁判の会」(石丸初美代表)は10日、年次活動報告会・講演会を佐賀市のアバンセで開いた。反原発を訴える家具作家ダニー・ネフセタイさん=埼玉県秩父郡=が講演し、原発の危険性や再稼働阻止を訴えた。 ダニーさんはイスラエル出身で、3年間空軍に勤務した経験を持つ。「原発危機と平和」と題した講演では、軍事産業と原発産業の類似点を「少数の人の利益のために多数の人が犠牲になる」と指摘し、「想定外の地震や津波が起こる可能性がある以上、再稼働は犯罪」と強調した。 […] 石丸代表は「反原発は命を守る生活運動だと思っている。安心できる暮らしを守るため頑張っていきたい」と話した。   もっと読む。

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被爆者らに「原発」安全性説明…玄海再稼働で九電長崎支社 via 産経West

九州電力長崎支社は11日、玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の再稼働反対の申し入れをしていた長崎原爆の被爆者や原発の廃炉を訴える人々でつくる四つの市民団体に、原発の安全性について説明した。十分な安全対策を講じていると強調したほか、電力の安定供給に原発が必要だとして再稼働に理解を求めた。 長崎市の九電長崎支社で行われた説明会には市民団体のメンバーら約15人が出席。九電の担当者は「今ある知見が全てではないので、安全に関する不断の努力を続ける」と述べた上で、住民の理解を得られるよう今後も説明を続けていくとした。これに対し、市民団体側は「多くの人が再稼働に問題があると感じている」などと反発した。 […]   もっと読む。

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佐賀県内の首長、原発再稼働に大方理解 via 佐賀新聞

[…] 原発が立地する玄海町に隣接する唐津市。峰達郎市長は住民に不安が残っている現状を踏まえ、今月10日に知事に「慎重な判断」を申し入れしていた。市長は「(その後)現地視察や2人の大臣との意見交換がなされ、しっかりとプロセスが踏まれたと思う。知事として責任ある重い判断を示された」と語った。 再稼働に否定的な言動だった首長たちの評価は濃淡がある。30キロ圏内で反対を表明し続けてきた伊万里市の塚部芳和市長は記者会見を開き、「県民を二分する中での決断で、とやかく言うつもりはなく、重く受け止めている」と淡々と述べつつ、「市民の不安は高まっており、容認したくないし、残念に思う」と言い添えた。 […] 県内では唯一「脱原発をめざす首長会議」の会員の江里口秀次小城市長は「苦渋の末の決断と思った。GM21(首長会合)などさまざまな意見を聞いていくうちに脱原発の重要性を改めてかみしめているのを、(知事の)談話の中で感じ取った」と話した。 […]     もっと読む。

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反原発団体、経産相に抗議「県民犠牲にするな」via 佐賀新聞

「県民を犠牲にするな」。玄海原発3、4号機(東松浦郡玄海町)の再稼働を巡り、山口祥義佐賀県知事と世耕弘成経済産業相が22日面会した県庁の前では、反原発の市民団体が抗議行動した。原発再稼働に前のめりの姿勢を示す国や手続きを着々と進める山口知事に対し、集まった約150人が怒りの声を上げた。 […] 参加した徳光清孝県議(社民)は「知事の同意後も再稼働まで時間がある。阻止するため粘り強く取り組む」、武藤明美県議(共産)も「福島の原発事故や自主避難者に対する復興相の失言で明らかなように、国も電力会社も原発に責任は取れない」と非難した。 玄海原発の運転差し止め訴訟を続ける市民団体の石丸初美代表は「命や生活が脅かされ、核のごみも未来に押し付ける原発を続けられるわけがない。大臣は知事ではなく県民に説明するべき」と訴えた。経産相が視察した玄海原発の前でも抗議活動が行われた。   もっと読む。

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