Tag Archives: 凍土壁

凍らない凍土壁に原子力規制委がイライラを爆発「壁じゃなくて『すだれ』じゃないか!」 税金345億円は何のためにvia 産経新聞

[…] 東京電力福島第1原発で汚染水を増やさないための「凍土遮水壁」が運用開始から2カ月たっても、想定通りの効果を示さない。廃炉作業を監視する原子力規制委員会は、6月2日に開かれた会合でイライラを爆発させた。  凍らない部分の周辺にセメント系の材料を入れるという東電の提案に対しても、規制委側は「さっさとやるしかない」とあきれ果てた様子。約345億円の税金を投じた凍土壁の行方はどうなってしまうのか。 […] もっと読む

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福島第1「凍土壁」複数箇所凍らず“抜け道” 東電、追加工事を検討「凍結目的せず」と強調 via 産経新聞

 東京電力福島第1原発の汚染水対策で、建屋周囲の土壌を凍らせる「凍土遮水壁」が、運用開始から2カ月近くたっても凍らない箇所が複数あることが28日、分かった。東電は凍結の範囲を広げる計画を延期し、特殊な薬液を注入する追加工事の検討を始めた。原子力規制委員会は6月2日に検討会を開き、実効性について東電を追及する。  凍土壁は3月末、全長約1500メートルのうち、海側約690メートル全体と、山側の一部から運用開始。東電は当初、凍結の効果は1カ月半程度で表れるとしていた。しかし今月24日時点で、凍結管の周辺に設置した温度計約5800カ所のうち、0度以下になったのは約9割で、10度前後ある地点も点在している。1号機の北側や4号機の南側など、複数箇所で温度が下がらず、水の「抜け道」ができていることが判明した。 […] もっと読む。

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福島第一原発 凍土壁、海側だけ先行 「全周、汚染水漏れも」via 東京新聞

東京電力は十五日、福島第一原発の建屋に流れ込む地下水を減らすため1~4号機を囲む形で建設した凍土遮水壁について、全周を囲うと建屋の高濃度汚染水の 方が地下水位より高くなり、漏れる可能性が残るとして、当面は海側だけを凍結させ、状況を見極めながら残る山側の凍結も目指す方針を明らかにした。同日午 前の原子力規制委員会の会合で示した。 (略)  会合で、東電側は地下水と汚染水の水位は六十九個の水位計で監視し、地下水位の方が低くなりそうな場合は、地中に水を注入したり、建屋の汚染水を素早く抜いたりする備えもしていると強調した。  まず海側の建屋周囲六百九十メートルと山側の一部五十二メートルを凍結させて三カ月程度をかけて状況を確認。問題がなければ山側の残り八百十六メートルについても、二段階で凍結させていく方針を示した。  規制委は海側の凍結については納得したものの、全体の凍結に対しては慎重な姿勢を崩さなかった。三月早々にも、東電に正式な実施計画を出させて審査し、凍土遮水壁をどう運用するか決める。 全文は 福島第一原発 凍土壁、海側だけ先行 「全周、汚染水漏れも」

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福島原発:動かぬ除染装置、凍らぬ凍土壁… 問題山積みの事故処理に海外メディア懸念 via BLOGOS

(抜粋) ◆700億円近くが無駄に 「アルジャジーラ・アメリカ」は、税金を投入した廃炉・汚染水対策の費用が無駄に使われていたことが判明した上に、汚染水対策の柱として進めていた「凍土壁」が使えない可能性があると報じている。 会計検査院の調査によると、2014年3月までに国が投じた費用は1892億円、東電は3455億円を支出。また、東電の支出の中で、686億円 の費用が無駄となっていたことが判明した。321億円支払ったフランス製の除染装置が3ヶ月しか働かず、160億円かけた汚水タンクはすぐに水漏れを起こ し汚染水が海へと流出した。 その他、184億円の蒸発式の塩分除去装置や、21億円かけた地下貯水池などが挙げられている。 さらに汚染水の流出を防ぐために進められていた「凍土壁」の設置は、319億円 をかけたものの、うまく凍らずに失敗。見直しを迫られている。 ◆廃炉に必要な装置のデモが失敗 さらに新たな問題が起きている。原子炉内に溶け落ちた燃料を測定する装置を東芝と国際廃炉研究開発機構が開発していたのだが、27日に行われたメディア向けのデモでまったく動かなかったのだ。 東芝の関係者によれば、プログラムの不具合ということだ。またデモで使われた測定器が実際に福島第一原発で使用されるわけではなく、2016年3月までに新たに設置される。 (略) ◆原発事故は社会的・経済的に大きな影響 一方でロイターは、事故で影響を受けた福島の人々についてリポートしている。3月14-18日まで仙台で第3回国連防災世界会議が開かれた。それに合わ せて「福島 10の教訓~原発災害から人びとを守るために~」というブックレットが、原発事故で影響を受けた福島の人々を支援する市民グループ 「福島ブックレット刊行委員会」によって作成されたのだ。 ブックレットでは原発事故の長期間にわたる社会的・経済的影響が述べられている。放射能の影響を考えて親子が別々に暮らしたり、地域社会に亀裂を生んだりしている現状が示されているのだ。 いったん事故が起これば大規模かつ長期間の影響を及ぼす原発だが、政府は原発再稼働へと舵を切ろうとしており、さらにはその技術を海外へ輸出しようとしている、とロイターは指摘する。 全文は福島原発:動かぬ除染装置、凍らぬ凍土壁… 問題山積みの事故処理に海外メディア懸念 関連記事: Japan makes a start on sharing lessons from nuclear crisis via Reuters

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福島第一原発4号機の設計者が断言! 「汚染水の完全コントロールは大ウソvia アメーバ・ニュース

昨年12月、福島第一原子力発電所4号機プールに残っていた使用済み核燃料の取り出し作業がすべて完了した。 作業を行なった東京電力は「大きな前進」とし、各メディアも「ひとつの節目を迎えた」と報じたが、廃炉に向けての道のりはいまだ険しいまま。 福島第一原発4号機などの原子炉圧力容器の設計に関わり、内実を知り尽くす田中三彦氏が、今後に待ち受ける困難を解説する! ●トレンチ止水の問題 福島第一原発の汚染水は完全にコントロールされている―。安倍晋三首相がIOC(国際オリンピック委員会)総会の壇上で、そう大見えを切ったのは2013年9月のことでした。 しかし、汚染水の完全なコントロールなど大ウソです。 福島第一原発を廃炉にするには、一日約300tずつ増える汚染水を除去しなければいけない。そのため、東京電力は原発の周りの土を凍らせて地下水の流入を抑える「凍土遮水壁」(以下、凍土壁)を築こうとしています。 ところが、その建設の前提となるトレンチ(タービン建屋と海側のポンプをつなぐ電源ケーブル類を通す、幅と高さが5mの地下道)内の汚染水処理にすら四苦八苦しているありさまです。 タービン建屋につながるトレンチには1万1000~1万2000tもの汚染水がたまっていて、地震や津波に襲われれば、汚染水の大量漏洩(ろうえい)もあり得るわけで、いつまでも放っておけない。 そこで東電は、タービン建屋とトレンチの接合部を凍結させて止水し、汚染水を抜き取ろうとしたのですが、うまくできなかった。水流によって汚染水の温度が十分に下がらず、凍結しなかったのです。そのため、東電は昨年11月末、大量のセメントを流し込み、トレンチ全体を埋める粗っぽい手法に切り替えざるを得ませんでした。とはいえ、この手法で完全に汚染水を遮断できるのか、まだはっきりしていません。 国と東電は汚染水対策として、(1)汚染源を取り除く、(2)汚染源に水を近づけない、(3)汚染水を漏らさない、という3つの基本方針の下、計9つのメニューを打ち出しています。 […] ●“不確実”な凍土壁 凍土壁の造成は昨年6月から凍結管設置のための削孔作業が始まっており(昨年12月24日時点で1030本)、今年から本格的な工事に突入します。 ただ、土を凍らせて止水するという技術は不確実です。トンネル工事などで採用されたことはあるものの、それは小規模なもの。総延長約1.5㎞、合計で7万m3もの土を凍らせる大規模な工事例は過去にありません。 山側から流入する地下水量は1日800~1000t。それだけの水をせき止めるのだから、凍土壁にはそれなりの水圧がかかります。氷に力を加えると、ある時点でパキッと割れてしまう。 大きな地震が発生したとき、凍土壁が割れたり、ヒビが入ることはないのか? 確かなことは何もわかっていません。しかも汚染水処理が完了するまで、その凍土壁をこれから何年間も維持しないといけないのです。 国も東電も技術的な“実験”をこの機会にやってしまおうと考えているように見えます。コストの安い工法を試して、成功すれば新技術の確立になる。ダメなら別の方法を試せばよいという安易さを感じてしまいます。しかし、そんな悠長なことをやっている場合ではない。汚染水の海洋流出を防ぐためにも、少々コストがかかってもきちんと汚染水をコントロールできる設備を導入すべきです。 […] つまり、凍土壁が完成したとしても、井戸や流量計を設置し原発敷地内のあちこちの水位を絶えず監視、コントロールしないといけないのです。理屈上は可能でも、実際にはとても難しい作業だと思います。 もっと読む。

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汚染水遮断できない可能性も 福島第一原発 via NHK News Web

東京電力福島第一原子力発電所で「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルに建屋から高濃度の汚染水が流れ込ん でいる問題で、流れをせき止める工事が終わったあとも建屋とトレンチの水位が連動していることが分かりました。東京電力は「汚染水を遮断できていない可能 性がある」として対応を検討しています。 福島第一原発では、高濃度の汚染水が建屋から「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルに流れ込み、ここから一部が漏れ出して地下水を汚染しているとみられています。 このため東京電力は、トレンチから汚染水を抜き取ってセメントで埋める計画で、4月以降、一部の汚染水を凍らせたり氷の隙間を埋めたりして、流れをせき止める工事を続けてきました。 この工事は今月6日に終わりましたが、東京電力が調べたところ、その後も建屋内とトレンチ内の水位が連動していることが分かりました。 (略) 一方、トレンチの対策が遅れているため、汚染水対策の柱として建設が進められている「凍土壁」も、トレンチ周辺の工事ができない状態が続いています。 こうしたなか東京電力は、地盤を凍らせる装置の数を減らすことで工期をおよそ20日間短縮することを決めました。東京電力は「装置の数を減らしても凍土壁に影響がないことは実験などで確認している」としています。 全文は汚染水遮断できない可能性も 福島第一原発

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福島第一原発、汚染水防ぐ「氷の壁」凍らず断念か via The Huffington Post

政府は福島第一原子力発電所の建屋から汚染水が海に流れだすのを防ぐ「氷の壁」の建設工事を断念し、別の方法を探り始めたことが8月13日、わかった。19日に開かれる原子力規制委員会の検討会で、建設を継続するかどうか判断する。 (略) しかし、4月28日から凍結を開始したものの、3カ月経っても思うように凍らなかった。7月30日からは氷やドライアイスを投入。水温を下げる作業が行われていたが凍結が見られなかった。 政府は今後の検討会での議論を経た上で、氷の壁の代わりにコンクリートを使うなどの代替方法の検討も視野に入れているという。MSN産経ニュースが報じた。 氷 の壁が凍結しないことは、規制委の検討会でも有識者から指摘されており、「コンクリートを流し込んでトレンチを充(じゅう)填(てん)すべきだ」との意見 があった。政府関係者によると、19日に予定されている検討会では、氷投入の効果を評価した上で、効果がないと判断されれば代替工法の作業に着手するとい う。 規制委は、トレンチにたまっている汚染水が海洋に流れ出す恐れがあることから「最大のリスク」と位置付けており、早期解決を目指している。 (MSN産経ニュース『福島第1、凍らない「氷の壁」断念か 別工法も 19日に規制委が検討』より 2014/08/14 08:09) 止水の「切り札」にも同様の方法が使われている 埋 め込んだ凍結管の中に冷媒を流すことで水分を凍らせる技術は、トレンチ建屋の中だけでなく、1〜4号機の周囲約1.5kmを取り囲み、原子炉建屋への地下 水の流入を防ぐ凍土遮水壁(凍土壁)の工事でも使われることになっている。そのため氷の壁での失敗が、凍土壁にも影響しないか懸念がある。 凍土壁の建設工事は、2014年6月から工事が始まっている。しかし、東電はトレンチ内の凍結方法は「水そのもの」を凍らせるものであり、凍土壁は「地中の水分」を凍らせるとして「異なる技術」と位置づけている。 全文は福島第一原発、汚染水防ぐ「氷の壁」凍らず断念か 当サイト既出関連記事:汚染水止める「凍土壁」凍らない恐れ 東電福島第1原発 via J-cast News

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原発「凍土壁」国が全額負担、14年度中完成へ via Yomiuri Online

 東京電力福島第一原子力発電所の汚染水が漏れた問題で、政府は3日、原子力災害対策本部(本部長・安倍首相)を開き、汚染水対策の基本方針を正式に決定した。 総額約470億円の国費を投入し、原発周辺への地下水流入を防ぐ「凍土壁」を国の全額負担で今年度中に着工して、2014年度中をめどに完成させる。また汚染水の放射性物質除去装置「アルプス」の改良型を国費で新設する。 安倍首相は対策本部でのあいさつで、「汚染水問題は東電任せにせず、政府が前面に立って解決にあたる」と述べた上で、「場当たり的な事後対応ではなく、根本的な解決へ基本方針を取りまとめた」と問題の早期収拾を目指す姿勢を強調した。 470億円のうち、凍土壁の事業費として320億円を充てる。また「アルプス」の装置新設には150億円を投入する。対策費のうち約210億円分は今年度予算の予備費から投入し、順次執行する。 続きは原発「凍土壁」国が全額負担、14年度中完成へ 関連記事: アングル:汚染水対策に国費投入、東電の重圧に緩和効果 via ロイター 福島原発、汚染水対策に470億円 政府が基本方針 遮水壁、建設前倒し via 日本経済新聞

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汚染水対策で数百億円=凍土壁などに国費-茂木経産相 via 時事ドットコム

茂木敏充経済産業相は2日、BSフジの番組に出演し、東京電力福島第1原発の放射能汚染水漏れ対策の費用について「数百億円になる。 (略) 政府は3日、原子力災害対策本部を開き、抜本的な汚染水 対策をまとめる予定だ。 国費を使う対策としては、原発敷地の土を凍らせて壁をつくり、地下水が原子炉建屋に流れ込んで汚染されるのを防ぐことを想定。茂木経産相は、汚染水から放射性物質を取り除く「多核種除去装置(アルプス)」を拡充する考えも示した。 全文は汚染水対策で数百億円=凍土壁などに国費-茂木経産相

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