福島第1原発事故で汚染 養生シート紛失 練馬区、公表遅れ /東京 via 毎日新聞

2011年の東京電力福島第1原発事故で汚染され、練馬区立小学校の校庭から撤去された芝生の養生シートが保管先の区役所倉庫から無くなった。区が23日に発表した。区は18年12月に紛失を把握していたが、公表していなかった。

区によると、紛失したシートは計3枚。区立中村小で使われ、11年12月時点の放射性セシウム濃度は1キロあたり8260~5万3400ベクレルだった。国基準(1キロあたり8000ベクレル)を超える指定廃棄物とされ、12年以降、区役所の地下1階倉庫で保管していた。

(略)

存在が最後に確認されたのは17年3月だったという。

発表の遅れについて、区は報告書をまとめて事前に区議会に報告するためとしている。牧山正和・学校施設課長は「調査結果を重く受け止め、再発防止に努める」と述べた。【川村咲平】

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