2人確定 福島医大・県民健康調査結果 via 福島民友

福島医大は県民健康調査検討委員会で、甲状腺検査の昨年12月末時点の結果を公表した。2016(平成28)年度から始まった3巡目の検査では、前回報告(昨年9月末時点)から新たに2人ががんと確定、1人ががんの疑いと診断された。3巡目検査のがん確定は15人、がん疑いは6人。

県と福島医大は、11~13年度に1巡目、14~15年度に2巡目、16~17年度に3巡目、18年度から4巡目の検査を実施。4巡目検査では2次検査対象者427人のうち143人が受診し、90人の検査が終了、2人ががんまたはがん疑いと診断された。1~4巡目と25歳時の検査を合わせると、がん確定は168人(手術で良性と確認された1人を除く)、がん疑いは43人となった。検討委は1巡目の結果を踏まえ、検査で見つかったがんは「放射線の影響とは考えにくい」との中間報告をまとめている。

 治療費支援375件
県は県民健康調査検討委員会で、甲状腺検査でがんやがん疑いと診断された場合にかかる治療費の自己負担分を県が支払う支援事業について、2015(平成27)年7月の制度開始から18年12月までに延べ375件。

(略)

県によると、15年度121件、16年度104件、17年度88件、18年度(4~12月)に62件交付。手術を含むケースについては95件(実人数93人)に交付した。

全文は2人確定 福島医大・県民健康調査結果

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