ちょうど8年前、爆発した原発 無罪訴える3人に福島は via 朝日新聞

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午前10時前にスーツ姿で出廷した被告3人は法廷に向かって一礼すると、弁護団の後ろに着席し、締めくくりの審理に臨んだ。

「3人は無罪です」。最終弁論の冒頭、弁護人は2017年6月末の初公判の時と同様の主張を鮮明にした。責任ある立場にあった者としておわびしなければならないが、刑事責任を問われるのは違う――。こうした立場を堅持した3人は、手元の資料を確認しながら弁論を聞いた。時折、目線を上げ、裁判官の様子をうかがうようなしぐさも見せた。

ちょうど8年前。東日本大震災の発生翌日となる11年3月12日、1号機が水素爆発を起こした。

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原発から約8キロの浪江町に住んでいた今野寿美雄さん(54)=福島市=も事故が「人災だ」と訴える。

原発作業員として働き、水素爆発東北電力女川原発宮城県)の事務所のテレビで見た。第一原発の全電源を喪失したと知ると、東電が原発建屋内への浸水を防ぐ対策を怠ったとの思いを強くした。

公判傍聴のため、何度も東京地裁に足を運び、12日も姿をみせた。「事故はたくさんの人の人生を奪った。その責任の重さははっきりしているはずだ」(飯沼優仁、阿部峻介)

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