オムニバス映画「十年」釜山映画祭で國村隼と柳英里紗が思い語る via 映画「ナタリー」

是枝裕和が総合監修を担当する「十年 Ten Years Japan」のワールドプレミアが、10月7日に第23回釜山国際映画祭で行われ、上映後のQ&Aに監督の早川千絵木下雄介津野愛藤村明世、キャストの國村隼柳英里紗が出席した。

2025年の香港を描いた「十年」の日本版となる本作は、“10年後の今”をテーマに、早川の「PLAN75」、木下の「いたずら同盟」、津野の「DATA」、藤村の「その空気は見えない」、石川慶の「美しい国」で構成されるオムニバス作品。

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藤村は「その空気は見えない」について「2011年に起こった東日本大震災と原子力発電所の事故により放射能で空気が汚染され、私はそれを経て『空気が怖い』と思うようになりました。10年前は『空気が怖い』と思うことなんて想像できませんでした。もしかしたら、10年後は、空気から逃げて、地下に住む未来が来ることもあるのではないかと思い、このお話を作りました」と振り返り、「原子力による発電がよいことか悪いことか、自分の中では白黒はっきりできません。ただ、その事故のことは忘れないで生きていきたいと思っています」と真摯に述べた。

杉咲花、池脇千鶴、太賀も出演する「十年 Ten Years Japan」は11月3日より、東京・テアトル新宿、大阪のシネ・リーブル梅田ほか全国にて順次公開。

全文はオムニバス映画「十年」釜山映画祭で國村隼と柳英里紗が思い語る 

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