福島原発集団訴訟、控訴審始まる=一審は国側敗訴-仙台高裁 via 時事通信

 東京電力福島第1原発事故をめぐり、福島県や近隣県の住民約3650人が国と東電に居住地の放射線量低減(原状回復)と慰謝料などを求めた訴訟の控訴審が1日、仙台高裁(市村弘裁判長)で始まった。一審福島地裁判決は一部賠償を認める一方、原状回復の訴えは却下。双方が控訴していた。

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意見陳述では、福島県相馬市在住の中島孝原告団長(62)が、地元県産の魚の価格が回復せず、自らが営む鮮魚店の営業がままならない現状を説明。「事故の収束が進まず、消費者の不安が消えないのは当たり前。国と東電はあの事故から何も学ぼうとしていない」と批判した。また原告側は裁判長らに、事故による被害が避難指示の解除後も続いている実態を現地で検証するよう求めた。

原発事故の避難者が国と東電を相手取った約30の集団訴訟のうち、今回の控訴審は原告数が最多。

全文は福島原発集団訴訟、控訴審始まる=一審は国側敗訴-仙台高裁 

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