福島第1原発事故 原発への憤り、布絵と詩に 福島から避難の青田さん作品展 大津 /滋賀 via 毎日新聞

2011年の東京電力福島第1原発事故で、福島県南相馬市から大津市に避難した青田恵子さん(68)の作品展「布絵展 ふるさとフクシマに想(おも)いをよせて」が大津市中央1の「ギャラリーQ」で開かれている。青田さんは「原発がある限り、誰の身にも起こりうる。布絵を見て、原発事故の実態を思い出して」と訴える。26日まで。【諸隈美紗稀】

 青田さんは11年3月の東日本大震災当時、同原発から23キロ離れた自宅で被災。夫と娘と宮城県に一時避難した。2カ月が過ぎても余震が続いたこともあり、同年5月に知人の紹介で大津に移った。

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作品展では、畑を馬で引く様子や子供らが外で畳を干す姿が描かれた布絵64点を展示。大半が青田さんの幼少期の記憶を基に作られた作品だ。「避難者にすらさせてくれない」と題した詩を墨で書きしたためた作品は、被災から7年が経ち、さまざまな支援制度が打ち切られ、避難者が「難民にさせられた」という怒りを込めた。

 昨年3月に初めて開いた展覧会は、これまでに関西を中心に10回以上、開催されてきた。開館時間は午前10時~午後4時(26日は午後2時まで)。入場無料。問い合わせは滋賀民報社(077・525・340

全文は福島第1原発事故 原発への憤り、布絵と詩に 福島から避難の青田さん作品展 大津 /滋賀

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