核実験場に消えた政治犯たち…金正恩「被ばく強制労働」を隠ぺいか via Newsweek 日本版

<北朝鮮の核施設では政治犯が防護服なしに強制労働させられていたという証言がある。今後の非核化検証の過程でそうした被ばく労働の実態が明かされる可能性も>

(略)

北朝鮮がこれまで行った6回の核実験のうち、4回は金正恩時代に入って行われた。2016年から2017年の2年間では3回も強行されている。核実験場の周辺地域は、放射能汚染が相当に進んでいることが予想される。

汚染は、核実験場付近の住民にも及んでいる可能性は以前から指摘されている。また、豊渓里近くには悪名高き「16号管理所」(化城政治犯収容所)が存在する。ここに収容された政治犯が、核施設で防護服なし、すなわち放射能に被ばくしながら強制労働させられているという証言すらある。

「若くて元気な政治犯たちがトラックに乗せられ、『大建設』という名目で核実験施設に連れて行かれた」

これは、収容所の警備兵出身で脱北者の安明哲(アン・ミョンチョル)氏の証言だ。

核実験場の性格上、作業は秘密裏に行わねばならず、一般住民は動員しづらい。政治犯なら情報は漏れず、隠ぺいしやすい。被ばくによる死者が出ると、遺体は放射性廃棄物扱いされ統制区域に埋められるという。

全文は核実験場に消えた政治犯たち…金正恩「被ばく強制労働」を隠ぺいか 

This entry was posted in *日本語 and tagged , . Bookmark the permalink.

Leave a Reply