排気設備、液状化で損傷も 柏崎原発6、7号機 via 日本経済新聞

東京電力柏崎刈羽原子力発電所6、7号機(新潟県)で、重大事故時に原子炉格納容器の破損を防ぐ排気設備「フィルター付きベント」について、地震で地盤が液状化した際、基礎を支えるくいに損傷が生じる恐れがあることが10日、分かった。東電は「機能を喪失するかは不明だが、影響を与える可能性がある」として、地盤の改良工事を進める方針。

東電によると、フィルター付きベントは複数のくいを地下の岩盤に打ち込むことで設備の基礎を支える。地震で地盤が液状化すると、設計時に想定した以上の力が加わり、くいが曲がるなどの損傷が生じる恐れがあることが最近の調査で判明したという。

また、非常用電源車の設置予定地など、複数の設備が液状化の影響を受ける可能性があるとしており、今後調査を続ける。

柏崎刈羽原発6、7号機は昨年12月、新規制基準に基づく原子力規制委員会の審査に正式合格。その過程で、1~4号機側の防潮堤は液状化で損傷の恐れがあるとの指摘があり、東電は他の設備についても調べていた。

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