福島第1原発事故 帰還迷う住民、依然多く 富岡・葛尾意向調査、復興庁公表 /福島 via 毎日新聞

 復興庁は、東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が大半で解除された富岡町と葛尾村の住民意向調査の結果を公表した。帰還については「まだ判断がつかない」との回答が両町村とも約2割を占め、古里に戻るか、避難先に移住するかを決めかねている住民が依然として多かった。

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昨春、大半で避難指示が解除された富岡町の調査は昨年8~9月に実施し、町民3203世帯(回答率46%)が回答した。帰還の意向については、「すでに富岡で生活している」3%▽「戻りたいと考えている」11%▽「戻りたいが、戻れない」20%▽「まだ判断がつかない」18%▽「戻らないと決めている」47%--だった。

29歳以下や30代は「戻らないと決めている」が、いずれも60%前後と高かった。帰還した町民に戻った理由(複数回答)を尋ねると「気持ちが安らぐ」が58%で最多だった。

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避難先は、三春町や郡山市など近隣自治体が多く、避難先から月1回以上は村を訪れたいと答えた人が46%に上った。避難先から村に来る理由(複数回答)は「墓の管理」や「自宅の管理」が過半数で、「村民の交流・コミュニティーを維持するため」も2割に上った。【尾崎修二】

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