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【原発事故の被災国】理解を広める若者の力(11月9日)via 福島民報

5日にいわき市で開かれたNPO法人ハッピーロードネット主催の日本・ベラルーシ友好訪問団報告会を聴いた。チェルノブイリ原発事故の被災地ベラルーシを訪れた浜通りの高校生らと、NPOの招きで東京電力福島第一原発事故の被災地を視察したベラルーシの大学生が、何を感じて何をすべきかを語り合った。全国規模の放射線教育の必要性を訴え、放射性物質検査の継続と情報発信も促した。交流を通じて、互いの地域の将来を思い、意識を高めた若者たちの行動を応援したい。

報告会では今夏、ベラルーシを訪れた16人が体験を語り、討論会で意見を述べた。31年前の事故により放射性物質に汚染された地域で、14年前に再開した学校などの取り組みに強い関心を示した。中学生が地元産野菜の線量を測り、大人に結果を説明しているという。住民全員が定期的に内部被ばく検査を受けるなど人々の放射線に関する対応は日常的で、過度に恐れていないと感じたらしい。

汚染された故郷を離れた移住者からは、放射線から身を守る方法を子どもに教えた苦労を聞かされた。放射線対策に詳しく、本県も訪れている大学教授は、線量の安全性に疑問を持つ人々に直接、簡単な言葉で対応などを繰り返し伝えることが重要だと教えてくれた。

団員たちは放射線や放射性物質に対する知識を身に付ける大切さを認識した。安全の判断基準となる線量測定や食品などの検査を続け、公表する必要性も強調した。放射線教育を充実させ、事故の影響が続く本県に限らず、全国で展開すれば、誤解と偏見をなくし、風評を防ぐ力にもなると確信したようだ。

初めて本県の被災地を訪れたベラルーシの大学生は「チェルノブイリ原発事故は既に歴史の一コマ。被災地以外の人々はあまり関心がない」と明かした。福島からの訪問団に同行して放射線への対応を続ける自国の被災地を訪ね、福島では第一原発の廃炉作業などを視察してみて、事故の記憶をつなぎ、教訓を生かす使命を痛感したという。

浜通りの高校生からは「福島の現状や良さを発信する役割を果たしたい」と決意が示された。それぞれが復興に関わる仕事や被災地の農業などに役立つ学習に励むという。ベラルーシの大学生たちは震災と原発事故を乗り越えようとする本県の姿を、母国をはじめ世界中へ伝えることを誓った。

続きは【原発事故の被災国】理解を広める若者の力(11月9日)

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