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福島第1原発事故 「被ばく牛」の命考える 浪江舞台の記録映画 大阪から4年半通い製作 /福島 via 毎日新聞

農家の心情描く きょうから福島で上映

 福島第1原発事故の避難指示区域内の畜産農家らを追ったドキュメンタリー映画「被ばく牛と生きる」が4日から福島市の映画館「フォーラム福島」で上映される。映像製作会社社長の松原保さん(58)=大阪市北区=が4年半にわたって被災地に通い記録した。国による殺処分の決定にもかかわらず、「きちんと命を全うさせたい」と被ばくした牛を生かし続ける心情に迫った。【宮崎稔樹】

 主な舞台は浪江町。画面には、全町民が避難した後の牛舎で逃げることもできず餓死した牛の死骸にハエがたかる様子が映し出される。「畜産農家や酪農家は人生を奪われた」。原発から約14キロの「希望の牧場」で代表の吉沢正巳さんがつぶやく。避難指示後も町に住み続け、牛約330頭の世話をしており、「牛たちは原発事故の生き証人。殺処分は証拠隠滅だ」と怒りがにじむ。殺処分を受け入れなかった農家は、出荷することも繁殖することも許されない牛を自らの牧場で飼いながら、その命を無駄にしない方法を模索する。

 一方、殺処分に反対していたものの、途中で牛を飼うことを諦めた農家もいる。柴開一(かいいち)さんは牧場の隣の空き地が除染で出た土壌や廃棄物の仮置き場になり、殺処分を決めた。「生かしてやりたかったな」。動かなくなった牛がトラックの荷台に積み上がり、研究のために解剖後、埋められた。牛たちには線香と花束を手向けた。「(牛がいないと)飯食って散歩して……ただ生きているだけだ」と目に涙を浮かべる。こぼれ出る言葉が「命とは」「生きがいとは」と問いかける。104分間の映画はそんな農家の姿を丁寧に描いている。

(略)

編集は在阪放送局に勤務しながら映画監督としても多数の賞を受賞してきた榛葉(しば)健さん(53)が務めた。

 10日まで1日1~2回上映。4日は吉沢さんと榛葉さん、5日は松原さんらのトークイベントを予定。問い合わせはフォーラム福島(024・533・1717)。

全文は福島第1原発事故 「被ばく牛」の命考える 浪江舞台の記録映画 大阪から4年半通い製作 /福島

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