原発事故集団訴訟 東京地裁で結審 来年3月判決へ via NHK News Web

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、福島県から東京に避難した住民などが国と東京電力に対して6億円余りの賠償を求めている裁判は、東京地方裁判所で審理が終わり、来年3月16日に判決が言い渡されることになりました。

原発事故のあと避難指示区域の外から東京などに自主的に避難した人たちや福島県いわき市の住民などおよそ50人は、避難に伴う精神的な苦痛や転校していじめに遭ったことに対する慰謝料などとして、国と東京電力に6億2000万円余りの賠償を求めています。

25日、東京地方裁判所で開かれた25回目の審理で、東京に避難している原告の男子中学生は「いじめに遭ってばい菌扱いされ、死んでしまいたいと思うようになりました。原発をつくったのも、もうけたのも大人ですが、いじめられたり健康に不安を抱えたりして生きていくのは子どもです。あまりに無責任です」と訴えました。

(略)

審理は25日で終わり、来年3月16日に判決が言い渡されることになりました。

原発事故で避難した人などが起こしている集団訴訟は全国で30件を超えていて、前橋地裁と福島地裁が国と東京電力の責任を認めた一方、千葉地裁は国の責任を認めず判断が分かれています。

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