衆院選 反原発“変節”否定 前新潟知事の泉田氏 via 毎日新聞

新潟県知事時代は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重な姿勢を示していたが、次期衆院選では、自民党公認で新潟5区から立候補する泉田裕彦氏が29日、県内のホテルで記者会見し、「(原子力防災の問題点などは)外野からでは直らない。政権与党の中からでないと難しい」と説明し、反原発運動の市民団体などから指摘されている“変節”との見方を否定した。

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同原発の再稼働については、「(福島第1原発事故の)検証と総括が先行されるべきことは変わらない」と知事時代と考えに変化がない点を強調する一方、原発の存続の是非については「専門家が知見を合わせて決めること」とかわした。

 泉田氏は長島忠美衆院議員の死去に伴う補選で、自民党が擁立を検討。党県連内には異論もあったが、最終的には党本部が公認を決めた。5区では前魚沼市長の大平悦子氏と、共産党の西沢博氏も立候補を表明している。【金沢衛】

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