小泉元首相 原発銀座で「脱原発」訴え 福井・小浜 via 毎日新聞

福井県小浜市文化会館で8日講演した小泉純一郎元首相は軽妙な語り口ながらも熱く脱原発を訴えた。会場には、約1000人が詰めかけ、入場できない人のためにテレビ中継する別室も急きょ用意された。

 小泉氏は冒頭、「(若狭地域は)原発銀座と言われる。(原発ゼロを主張する)私が行って良いのかとためらった」と講演依頼を受けた際の気持ちを率直に語った。

 東京電力福島第1原発事故後の状況について「(2013年の国際オリンピック委員会総会で)コントロールしているなんて言ってたけど、全然できてない」と安倍晋三首相の認識を批判。「いずれ原発ゼロにしようという国民の声に、そうだと言う首相が出てくる。与野党が協力し、自然エネルギーで経済発展する国作りが始まる」と力説した。

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(抜粋)

東京電力福島第一原発事故後、脱原発を訴えている小泉純一郎元首相が八日、小浜市文化会館で講演し、「原発ゼロはやればできる」とあらためて訴えた。おおい町議会がこの日、再稼働に同意した関西電力大飯原発3、4号機には言及しなかった。

 小泉氏は、原発構内にたまり続ける使用済み核燃料の中間貯蔵施設の候補地さえ見つからない現状を説明。「なぜ認めるのか」と問題を先送りしたまま再稼働にかじを切る原子力行政を批判した。

 太陽光発電など持論の自然エネルギーの開発については「脱原発の動きは根強く、多くの人が声を上げ、知恵を出すなら移行できる」と訴えた。

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