大飯原発 再稼働審査説明の町民向けビデオ 町、一部質問公開せず 被ばく、健康被害関連 /福井 via 毎日新聞

町と規制委、事実認め「範囲外」

 関西電力大飯原発3、4号機(おおい町)の再稼働に関連し、おおい町がホームページに公開した町民からの質問と回答について、全ての質問を掲載していないことが31日、分かった。一部の質問が掲載されなかった女性から町に抗議があった。町総合政策課は事実を認めた上で「新規制基準適合審査の結果に対するもの以外の質問だと判断したため」と説明した。【高橋一隆】

 同原発の再稼働を巡っては、町の依頼を受けた原子力規制委員会が、新規制基準適合審査についての町民向け説明ビデオを作成。町は7月4~17日にケーブルテレビで放送し、内容に関する質問を受け付けた。8月17日、「18人から質問があった」として、計34件の質問について規制委からの回答と合わせてホームページで公表した。

 しかし、抗議した女性によると、10個の質問に対して4個しか掲載されなかった。掲載されなかったのは、東京電力福島第1原発事故の収束作業に従事した作業員が白血病を発症し労災認定されたことを挙げ、避難時などの被ばくの可能性と健康への影響を尋ねた質問など、ほとんどが被ばくによる健康被害に関する質問という。ビデオでは同原発事故での被ばくの影響も取り上げていた。女性は取材に対し「被ばくによる健康被害はほとんどないとの内容だったので、疑問に思い質問した」と話す。

町と規制委によると、町民からの質問は全て町から規制委に送られた。

(略)

一方、町は実際にあった質問の総数を明らかにしていない。

全文は大飯原発 再稼働審査説明の町民向けビデオ 町、一部質問公開せず 被ばく、健康被害関連 /福井 

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