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岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち セントラルパークの自動車修理工(下)via Niftyニュース

(抜粋)

でも、トヨタはは日本の会社だから、絶対に働かない。日本人というより、国としての日本が嫌いなんだ」。

理由を聞くと、子供の頃、彼をかわいがってくれた高齢の男性について話し始めた。

「その人が、『バターン死の行進』(Bataan Death March)の生存者だった。日本がアジアでどれだけひどいことをしてきたか、聞かされたよ」

第2次大戦中、フィリピンのバターン会戦で日本軍に投降したアメリカ軍・フィリピン軍の捕虜約8万人が、炎天下の過酷な状況で捕虜収容所まで歩かされ、多くの死者が出た。

捕虜の数が想定をはるかに超えたため、当初計画したようにトラックで移送できず、食糧や水も不足していた。すでに捕虜の多くが飢えやマラリア、赤痢で苦しんでおり、日本兵の暴行や残虐行為などもあって、収容所での死者を含むとその数は3万人ともいわれる。

当時の責任者は戦後、処刑され、岡田克也外相(当時)などが謝罪している。「バターン死の行進」がいかに残虐だったか、これまで何人ものアメリカ人が私に語った。

これに対し、「護衛の日本兵も歩き、多くが死んだ。長距離の徒歩での移動は日本兵にしてみれば常識で、捕虜を殺すつもりはなかった」、「捕虜になるのは恥と日本兵は教え込まれていたため、捕虜に対する人道的な意識に欠けていた」といった声がある。

「日本もイスラム教徒を受け入れたらどうだい?」

(略)

「日本もひどいことをしてきた。でも、だからといって、あなたは原爆を正当化できるの?」と私が聞いた。当時10歳だった私の義母は、広島の原爆で両親と兄を一度に失った。

「できる」。即答だった。

「原爆を落とされたくなかったら、真珠湾を攻撃するな」「原爆は核兵器で、しかも一般市民を殺したのよ」「君たちはアメリカ人を殺した。負け惜しみを言うな。僕は自分の国が原爆投下したことを、謝る気はない。戦争は地獄だ。戦争は悪の海だ(War is hell. War is an ocean of evil.)」

原爆を正当化するアメリカ人は年々減りつつあるものの、2015年のギャラップ調査によると、今も全体の56%を占める。その割合は、共和党支持者では74%と、民主党支持者の52%を大きく上回っている。

2017年7月7日、核兵器禁止条約がニューヨークの国連本部で採択された。しかし、米国など核保有国は、「安全保障環境の現実を明らかに無視している」と強く批判した。米国の核に守られている日本は、唯一の戦争被爆国でありながら、会議に参加すらしなかった。

トランプ大統領はこれまでインタビューなどで、「過激派組織「『イスラム国(IS)」』がアメリカを攻撃してきたら、核兵器使用もあり得る」、「核兵器を持っているなら、なぜ使えないのか」といった発言をしてきた。

全文は岡田光世「トランプのアメリカ」で暮らす人たち セントラルパークの自動車修理工(下)

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