韓国原発運営会社 原発の建設中断を決定 via Chosun online

【ソウル聯合ニュース】韓国で原子力発電所を運営する「韓国水力原子力(韓水原)」は14日午前、南東部・慶州のホテルで取締役会を開き、新古里原発5、6号機(蔚山市)の建設工事の一時中断を決定した。

取締役会は前日に慶州の本社で開かれる予定だったが、労組が取締役の出席を阻止したため開催できなかった。

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しかし韓水原が一部世論の反対の中で今回の取締役会を強行したことに対し、今後相当な反発が起こるものとみられる。取締役会を背任容疑で告訴するとの立場を示してきた韓水原の労組関係者は「国家の重要な政策決定をこのように拙速に決定することは到底容認できない」と批判した。

韓国政府は先月27日の閣議で、新古里原発5、6号機の工事を一時中断し、公論化委員会を構成して市民陪審員が原発工事中断の是非を判断することを決定した。これを受けて産業通商資源部は、韓水原に工事の一時中断に関する履行協力を求める公文書を送っていた。

工事の一時中断が決定したことにより、公論化委員会も3カ月間の活動を本格化させる。3か月後に市民陪審員団が工事中止の是非を判断する。国務調整室はこのほど公論化委員会を9人で構成することを決め、委員の選定手続きに着手した。

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新古里原発5、6号機の工事一時中断が決まったことで、他の原発の新規建設も事実上、全面中断される状況となった。

現在、韓水原は完工を控えた新古里原発4号機(工程率99.6%)と新ハンウル原発1、2号機(工程率94.1%)を除く6基の原発の新規建設を推進している。

今回の決定により、建設準備段階にある新ハンウル3、4号機、天地1、2号機なども設計や環境影響評価などが中断された状態だ。

全文は韓国原発運営会社 原発の建設中断を決定 

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