本棟完成、16日竣工 福島大環境放射能研 via 福島民報

福島大は7日、福島市金谷川の同大に建設していた環境放射能研究所本棟が完成したと発表した。16日に竣工(しゅんこう)式を行う。共同研究室や国際会議を想定し150人収容可能な大会議室を備える。国際的研究拠点を目指し、放射性物質の環境への影響調査などを国内外の機関と連携して進める。

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同大は31年度に文部科学省の「共同利用・共同研究拠点」の認定を目指す。6月中に文科省に事前相談し、30年度内に申請する予定。今夏にはチェルノブイリ原発事故の影響を合同調査しているウクライナの専門家を招き、国内外の研究者を集めたシンポジウムも検討している。
会見した内村等環境放射能研究所事務室長は「国内外の機関との共同研究が活性化する」と話した。

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中井学長は「被災地に立地している国立大学としての役割は果たしてきた」と振り返り、「学生とともに進めてきた事業が間違っていなかったということ」と評価を受け止めた。今後については「東日本大震災と東京電力福島第一原発事故はまだ収束していない。食農学類(仮称)設置などの目標を確実に実現し、復興に結びつけたい」と話した。

全文は本棟完成、16日竣工 福島大環境放射能研 

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