福島2号機、格納容器内は650シーベルト 新たに推定 via 朝日新聞

東京電力は9日、メルトダウン炉心溶融)した福島第一原発2号機の原子炉格納容器内の放射線量を新たに推定したところ、毎時650シーベルトに達すると発表した。調査ロボット「サソリ」の投入に向けて進路を掃除するロボットを入れ、そのカメラ映像の乱れから推定した。この場所は1月末の調査で毎時530シーベルトの線量があると推定された場所と近く、溶けた核燃料が広範囲に飛び散っていることが裏付けられた。廃炉の困難さがあらためて浮き彫りになった。

(略)

ロボットは格納容器の入り口から2メートルほどの場所に着地し、遠隔操作で作業を開始した。2時間ほどかけて約1メートル進んだところで、カメラ映像が暗くなり始めたという。高い放射線などの影響で故障したとみられる。

カメラが完全に映らなくなるとロボットを回収できなくなる恐れがあるため、東電は作業を中断してロボットを回収した。作業は9時間の予定だった。

ログイン前の続き東電はカメラ映像のノイズなどを解析し、付近の線量を毎時650シーベルトほどと推定した。人が近くにとどまれば1分弱で致死量に達する強さだ。カメラは累積で1千シーベルトまで耐えられる設計だといい、東電は「2時間で寿命を超えたことと整合性がある」としている。

全文は福島2号機、格納容器内は650シーベルト 新たに推定 

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