いじめ被害の原発避難生徒へメッセージ 岐阜・加納小の児童via 中日新聞

 東京電力福島第一原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学一年の男子生徒(13)がいじめを受けた問題で、岐阜市加納西丸町の加納小学校の全児童が、被害生徒を激励するメッセージを書いた。冊子にして、代理人弁護士を通じて本人に届ける。生徒に伝えたい思いは一つ。「私たちは味方だよ」

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昨年十一月、五年生の人権授業で横浜市のいじめ問題を取り上げた。「許せない」「ひどい」「かわいそう」。授業後もいじめへの怒りや悲しみの声が収まらなかった。冊子作りのリーダー杉山陽紀(はるき)君(11)は「いじめはしない。味方がいるって伝えようと思った」。

 五年生六人が中心となってチラシを作り、休み時間などに別の学年に呼び掛けて、全児童を巻き込んでいった。昨年十二月上旬にカードの回収を始め、今月十六日に全員分を集め終えた。冊子は十九日に完成させ、二十日に弁護士に送る。発案者の一人で五年の岩田祐依(ゆい)さん(11)は「いじめられた側の気持ちを考えると本当に苦しい思いになる。早く届けて傷を小さくしてあげたい」と話した。

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◆児童の主なメッセージ

 加納小の児童らが書いた主なメッセージは次の通り。(原文通り)

 「いっしょに苦しい時をのりこえましょう。どんなに遠くてもみんなでいつでもおうえんしています」

 「ぼくもおうえんしているから、あきらめずにがんばってね!」

 「いっしょにがんばりましょう。心はつながっています」

 「おともだちになってくれたら、うれしいです」

 「わたしたちかのう小学校のみんなとがんばりましょう」

 「わたしはあなたのみかただからあんしんしてね。おうえんしています」

 「いっしょにあそべたら、うれしいです」

 「とても悲しい気持ちだと思いますが、味方がいることを忘れないでください。いっしょにがんばりましょう」

 「つらい気持ちもあるかもしれないけど、あなたが元気になることをみんなで応援しています」

 「私はいろんなうわさが流れていても必ず信じないし広めません」

 「ぼくはいろいろな活動をしていじめを0(ゼロ)にしたいです」

 「私は変なうわさとかがあっても、信じません。逆にいじめられている人を助けていきたいです」

 

 

 

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