核兵器禁止条約、交渉入り決議 「核の傘」重視、日本反対 via 朝日新聞

国連総会第1委員会(軍縮)で27日、核兵器を法的に禁止する「核兵器禁止条約」について来年から交渉を始めるとの決議が、123カ国の賛成多数で採択された。核保有国の米ロ英仏などは反対したが、唯一の戦争被爆国である日本も反対に回り、被爆者らから厳しい批判が出ている。▼2面=実効性に課題、13面=考論、14面=社説、38面=被爆者憤り

反対の理由について岸田文雄外相は28日、「核保有国と非核保有国の間の対立をいっそう助長し、亀裂を深めるものだからだ」と説明した。日本政府は、決議が「米国の核抑止力核の傘)に依存する安全保障政策と相いれない」として早くから賛成はしない方針を固めており、反対を訴えていた米国に同調して自らも反対に回った形だ。

米国は決議について「安全保障体制を下支えしてきた長年の戦略的安定性を損ねかねない」などと強く反対を表明。自らが主導する北大西洋条約機構NATO)の加盟国にも、反対するよう文書で求めていた。

日本が反対票を投じたことについて、日本原水爆被害者団体協議会日本被団協)が日本政府に抗議文を送るなど、被爆者らは一斉に反発している。

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