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「官邸や自分に不利なことも正直に話す」 寺田学・元首相補佐官が語る東日本大震災の15日間【3/8】via The Huffington Post

(抜粋)

こんなことがあった。事故後かなり早い段階で、総理は東電に「政府で調達して欲しいものをリストにまとめろ」と指示。東電が提出してきたA4紙一枚には、多くの物資と共に「◯◯◯◯◯水」との専門用語が入っていた。

総理が「これは何だ?」と問うと
東電「原子炉を冷やすのに一番適した水です」と返答。
総理「いまは緊急時なんだから、それじゃなくても水だったら何でもいいんだろう?水道水でも、海水でも」。
東電「はい」。

以 上のやり取りを聞いていたので、総理が海水注入を止めたと聞いて違和感を持ったのを覚えている。爆発を受け、避難区域の拡大について打ち合わせ。基本的に 班目委員長が避難範囲を提案し、避難の実際のオペレーション想定を伊藤危機管理監が行った。昼過ぎの爆発を受け、20キロに拡大。

班目委員 長はチェルノブイリとの比較を持ち出しながら、20キロで充分との判断。伊藤危機管理監が、その際の避難人口、病院の数、受け入れ患者数等を把握し、避難 に要する時間や人手の算出にとりかかる。政治側は、拡大志向が強い反面、班目委員長は他国の事故や国際基準らを持ち出し抑制志向。20キロも充分すぎると の感覚見え隠れ。伊藤危機管理監は、拡大する事による膨大な作業量を実務的に懸念しながら指示を受ける。

ヨウ素剤の服用に関して覚えている事。総理と班目委員長と会話。

総理「いつのタイミングで住民に飲んでもらえばいいのか」
班目「いや、それは現地の医者が適時判断するでしょう」
総理「現地の医者が判断出来るのか。医学の専門家であって、原発事故の専門家じゃない。そもそも線量の最新情報を医者が全員持っていないだろう」
班目「いや、現地の医者が判断出来ます」
総理「とにかく行政側から服用のタイミングについて指示を出せるようにしてくれ」

夜には総理会見。原稿打ち合わせ。

全文は「官邸や自分に不利なことも正直に話す」 寺田学・元首相補佐官が語る東日本大震災の15日間【3/8】

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