高浜原発 1、2号機の延長差し止め提訴へ 名古屋地裁 via 毎日新聞

 運転開始から40年以上が経過した関西電力高浜原発1、2号機(福井県高浜町)を、さらに20年運転させる原子力規制委員会の延長認可の差し止めを求め て、愛知県内の住民らが4月にも名古屋地裁に提訴する。原告団が1日、名古屋市内で記者会見した。同じ内容の差し止めを求める仮処分も申し立てる方針。

(略)

規制委は先月24日、同1、2号機について新規制基準に適合しているとする審査書案を了承した。事実上の審査合格で、運転期限の7月7日までに規制委の認可を得れば運転延長が可能になる。

 弁護団長を務める北村栄弁護士は「40年を超えた原発の運転は例外中の例外だ。政府は極めて危険な原発を動かそうとしている」と批判した。原告の一人で 2人の子供を育てる草地妙子さん(37)=名古屋市=は「子供の未来が奪われてしまうかもしれないという危機感がある。市民としての責任を果たしたい」と 語った。

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