福島原発事故 被災の子らへ保養施設 北海道の酪農家 via 毎日新聞

北海道豊富町の酪農家、久世薫嗣(くせ・しげつぐ)さん(71)が、東京電力福島第1原発事故で被災し、転地保養を希望する子どもたちを受け入れる施設づ くりを進めている。来春の開設を目指しており、町内の空き家を活用し、自炊や農作業をしながら共同生活してもらう「自給のむらプロジェクト」を計画。久世 さんは「大自然の中で自給自足の生活を経験して、自分たちで生きる力を開花させてほしい」と意気込む。

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久世さんは自然と共存する農村の重要性を発信する一方、隣接する幌延町で浮上した高レベル放射性廃棄物関連施設の反対運動 に参加。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故で被災した子どもたちの保養も受け入れた。今は近隣の酪農家などでつくる反対運動の住民団体の代表委員を務めてい る。

 昨年、大腸がんで4回手術したが回復。「自分にはやり残したことがある」と今回の計画を発案した。現在は購入した空き家を改築中で、パンの焼き窯やかまどを備えた厨房(ちゅうぼう)、食堂も整備する予定。

 受け入れ開始後は、豊かな自然の中で農作業体験などを通して1〜3週間、ゆったりとした共同生活を送り、体調を回復してもらう。支援するボランティアの スタッフ約10人とともに、農作業や大工仕事、まきを使った自炊や暖房など、過去に自ら経験した自給自足の生活についても伝えていくという。

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