廃棄物の埋設予定地を公開 原電の東海原発 via Sankei Biz

日本原子力発電は29日、国内の商業用原発で最も早く廃炉作業が進められている東海原発(茨城県東海村)で、作業で発生した放射性物質濃度が低い廃棄物(L3)の埋設予定地を報道陣に公開した。

 L3は現在、鉄製の箱やドラム缶に入れられ、地上2階、地下1階建ての貯蔵施設に仮保管中。埋設予定地には、伐採された木が積み重ねられるなど整備が進んでいることがうかがわれた。

原電担当者は「L3の処分を安全に進めていく」と強調。東海原発の近江正副所長は「廃炉作業を通じ、蓄積したノウハウを電力会社に提供したい」と語った。

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