緊急時作業の線量限度、250mSvに引き上げ-規制委via 電気新聞

原子力規制委員会は8日、原子力施設で重大事故が発生した場合に、緊急対応に当たる作業員の被ばく線量限度を現行の100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げることなどを盛り込んだ原子炉等規制法(炉規法)の関係規則の改正案を了承した。5月下旬から30日間かけて実施したパブリックコメント(意見募集)には計161件が寄せられた。一部を規則・告示類に反映させ、7月中にも放射線審議会に諮る。

敷地境界や管理区域外に放射性物質の漏えいが確認されたり、その蓋然(がいぜん)性が高いと判断された場合、自動的に線量限度を引き上げることを炉規法の関係規則に定める。東京電力福島第一原子力発電所事故では、線量限度が暫定的に250ミリシーベルトに引き上げられた経緯を踏まえ、あらかじめ制度化しておく狙いがある.
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