映画界とスポーツ界 脱原発考える via 東京新聞

 国内の脱原発訴訟を指揮する河合弘之弁護士(71)が監督したドキュメンタリー映画「日本と原発」の上映会が十一、十五の両日、文京区大塚三の筑 波大学東京キャンパス一階134講義室で開かれる。上映に先立ち、スポーツ社会学が専門の菊幸一筑波大教授が「スポーツと原発」と題して講演する。十一日 は、スポーツライターの玉木正之さんと木村元彦さんもスピーチし、スポーツ界から原発問題を考える。

 NPO法人スポーツネットワークジャパン代表理事の長田渚左さんが「健康を考える上で、スポーツ界も原発問題に無縁ではいられない」として、菊教授のゼミとの共催で企画した。

 映画は昨年完成し、各地で自主上映会が続いている。「故郷を追われた人が苦しむ中、なぜ政府と行政は再稼働を進めるのか」と問う内容で、被害者救 済のために東京電力株主代表訴訟に取り組む河合弁護士と海渡雄一弁護士、木村結事務局長の三人が被災者や有識者らにインタビューし、原発事故やエネルギー 政策の実相を追求する。

(略)

 午後六時半から菊教授の講演などがあり、同七時に上映開始。事前申し込み不要。一口五百円以上の高木仁三郎基金への寄付を募る。問い合わせはスポーツネットワークジャパン=電03(3323)0893=へ。 (出田阿生)

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