島根原発1号機 廃止 半年めどに廃炉工程計画 via 日本海新聞

中国電力は30日、島根原発1号機(松江市鹿島町、出力46万キロワット)を廃止し、1974年3月以来の営業運転を終了した。本社(広島市)の電 源事業本部に同日付で廃炉作業の専従員2人を配置。廃炉の工程を示す廃止措置計画を「半年後をめど」に策定し、原子力規制委員会に認可申請する。廃炉費用 は約385億円を見込む。(21面に関連記事) 廃炉は関西電力美浜原発1、2号機(福井県)などに続き5例目で、国内の商業用原発は43基に減少した。 中電は同日、運転計画の変更について島根県、松江市のほか鳥取県と原発30キロ圏の5市に連絡した。

原子炉の解体に向けては、立地自治体との安全協定に基づき立地自治体の「事前了解」が必要となるが、了解を諮る時期を同計画提出の前とするか後とするかは協議して決める。鳥取県、米子、境港両市の意見は島根県が集約するという。

同計画には1号機の使用済み核燃料722体、低レベル放射性廃棄物約6千トンの処理が含まれる。廃炉には主に「洗う」「待つ」「解体する」の3工程があり、30~40年間を要する。

島根県は中電に対し、同計画が認可されるまでは核燃料税を課税する方向。国から同県と松江市に交付される「電源立地地域対策交付金」は来年度以降、減額が予想される。両県市は財源の代替措置を中電や国に求めていく。

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