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原発事故から4年、福島の現状 via しぜんもん

東日本大震災による福島第一原発事故から4年が経とうとしています。
福島県自然保護協会は、自然環境や野生生物の放射能汚染状況を調べてきました。

福島県自然保護協会事務局の横田清美さんからの報告です。

(略)

県内の公民館などには500台以上の放射能濃度測定器が設置されています。無料で検査してくれますが、規定により測れるのは食品と飲み水だけです。研究目 的であってもそのほかのものは測ってくれません。住民が心配している田畑の土も薪ストーブなどの灰も測ってくれません。最近は食品を検査に出す人が少なく なりました。わが町の測定所は何度見に行っても開店休業状態です。ぜひ、食品以外のものも測定できるようにしてほしいと思います。また、国や県は空いてい る測定器を活用して野生生物などの測定を積極的に行うべきだと思います。

さまざまな課題

当会では、ほかにも多くの放射線に関連する問題に向き合っています。
福島市では汚染土壌の仮置き場が国立公園のすぐそばに計画されています。そこは猛禽類の巣やトウホクサンショウウオの産卵が確認されている保安林で、農業用水の水源地でもあります。県協会は、福島市長に対し自然環境に配慮した仮置き場の選定を求める要望書を提出しました。
自然観察会で使用していた公園は、除染のため、カタクリ群生地の表土が削り取られ、野鳥や昆虫の姿が少なくなりました。
自然農法で自給自足の暮らしをしている二本松市に住む県協会の会員のSさんは、自宅で使用していた薪ストーブの灰から最大で1㎏あたり14万ベクレルの放 射性セシウムが検出されました(表3)。薪は自宅の裏山で採ったものでした。自然農法の作物も今は放射能濃度を測定しながら、基準を超えないものしか食べ ることができません。原発事故の影響は、自然と共生した暮らしを願う人にほど大きくのしかかっているようです。

県協会では、これらの問題と向き合い活動を続けています。これまでの調査結果や活動内容は、県協会のウェブサイトに掲載しています。今後も独自調査を続け るため、より正確な空間線量を測る放射線測定器(サーベイメータ)を購入したいと考えています。この購入費用と調査活動へのご寄付にご協力をお願いいたし ます。また、放射能濃度を測る測定器をお持ちで調査に協力していただける方がいらっしゃいましたら、ご連絡をお待ちしています。

福島県自然保護協会のウェブサイト:http://sizenhogo.sakura.ne.jp/hogo/
【問い合わせ】 Eメール:yokota.nature@eagle.ocn.ne.jp ※スパムメール対策のため@を大文字にしています。小文字に修正して送信してください。

【ご 寄 付】 郵便振替:口座番号02240-9-117735(名義:福島県自然保護協会)※通信欄に「寄付」と記載してください。

会報『自然保護』2015年3・4月号より転載)

全文は原発事故から4年、福島の現状

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