原発作業員の被ばく 生涯追跡調査を via NHK News Web

(抜粋)

福島第一原発では、事故以降、およそ3万3000人が作業に当たってきましたが、作業員に対する被ばくの影響を本格的に調べるため、厚生労働省の専門家会議は調査の方法などについて検討を進め16日、報告書の案をまとめました。
それによりますと、調査は、作業員のうち政府が冷温停止状態を宣言した平成23年12月までの緊急時に作業したおよそ1万9000人を対象とし、がんなどの症状と被ばくとの関係を調べるために生涯にわたって追跡調査すべきだと指摘しています。
また、国が定めた限度を超える被ばくをした作業員については、血液を採取して被ばく線量を詳しく分析する検査を新たに行う必要があるということです。
会 議で座長を務めた放射線影響研究所の大久保利晃理事長は「今回の調査の成果は、世界的な知見となるだけでなく、健康不安を抱える福島県の住民にとっても重 要な指針になる。国が責任を持って調査すべきだ」と話していました。報告書は今月中にまとまる予定で、厚生労働省は、これを基に、ことしの秋以降に試験的 な調査を始めたいとしています。

全文は原発作業員の被ばく 生涯追跡調査を

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