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9割捨てる試験漁 「取っても海へ、漁師の気持ち分かるか」 福島北部沖で再開 via 朝日新聞

(抜粋)

「漁師は魚取ってなんぼじゃから。がれき取ってるのは漁師じゃない」。三春智弘船長(54)は数日前まで連日、沖合のがれき回収に船を出していた。

午前5時前、沖合50キロの試験操業海域に着き、網を下ろす。2時間後、合図のブザーとともに網が上がり始めた。対象魚種16種に入るタコ、イカ、ケガニなどのほかに、いまだに放射能濃度が高いナメタガレイやマガレイなどの国の出荷制限魚種も大量に交じる。

弟の幸英(ゆきひで)機関長(50)や長男の雄大(ゆうた)さん(27)らも一緒に分類し、対象魚種以外を海に捨てる。智弘さんは「震災前はナメタは高 く売れた。取った魚を海に捨てる漁師の気持ち分かるか? 安倍さん(首相)も五輪招致演説であんなこと言うなら、ここに来て俺たちと暮らしてみたらいい べ」と、「汚染水はブロックされている」などと発言した安倍晋三首相に怒る。

(略)

智弘さんは、消費者の不安もよく分かると言う。「本格操業の見通しは全く立たねえ。福島の魚を地元のじっちゃん、ばあちゃんは買ってくれるが、放射能が少しでも検出されたら、俺も取った魚を孫には食わせられねえ。漁師がだよ」

「俺のおやじは今の俺と同い年で死んだ。今の海の有り様を見たら何て言うか」。帰路、台風接近で荒れていく海と空の境目を見つめながら、智弘さんは、かじを握る手に力を込めた。(本田雅和)

■放射能、大半が検出限界以下

福島県は原発事故翌月の2011年4月から、福島県沿岸で採取した魚の肉に含まれる放射性セシウムの量の調査を続けている。

現在は福島第一原発から半径5キロ以内を除く県沿岸全域の海域の約40地点で、震災前の漁と同じ種類の魚150検体前後を毎週調べている。ここ数カ月は ヒラメやマコガレイ、シラスなど、ほとんどが検出限界値(1キロあたり16ベクレル前後)以下だ。試験操業の対象魚種16種でも、大半で検出限界値以下 だった。

全文は9割捨てる試験漁 「取っても海へ、漁師の気持ち分かるか」 福島北部沖で再開

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