上海、パリ、ロンドン 3.11を前にデモや講演 via 朝日新聞

東日本大震災から11日で2年となるのを前に、上海で10日、福島県上海事務所などが主催する「ふるさと復興応援のつどい」が開かれた。約170人が参加し、仮設住宅で暮らす被災者ら福島から訪れた3人の講演に聴き入った。

会場には、福島の現状や中国からの応援の様子を示すコーナーが設けられた。震災の犠牲者にもくとうする際、参加者が思い思いに書いた福島への応援メッセージを巻き付けたろうそくがともされた。

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フランス反原発団体は9日、パリで「人間の鎖」をつくるよう呼びかけ、数千人が参加した。東日本大震災の犠牲者を悼み、福島第一原発事故を風化させないための抗議。脱原発を進めるドイツや日本の人々も手をつなぎ、政府関連施設や電力会社を取り囲んだ。

パリ・オペラ座前には日本人を含む約400人が集まった。電力大手の事務所近くで「フクシマを繰り返すな」「日仏は反原発で連帯するぞ」と連呼。シェールさん(31)は「子どもたちに放射性廃棄物という負の遺産を背負わせるわけにはいかない」と語った。

オランド政権は2016年に仏最古のフェッセンハイム原発を閉鎖する方針とはいえ、原発依存度を減らす道筋は示していない。連立相手であるヨーロッパエコロジー・緑の党のデュラン書記長は「人間の鎖」を支持し、原発の是非を問う国民的議論の必要性を改めて指摘した。

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東京電力福島第一原発の事故後も原発推進を鮮明にしている英国で9日、脱原発を求めるデモがあった。反核団体や在留邦人ら約200人がロンドン中心部を行進。「福島を忘れるな」「再稼働反対」と叫んだ。[…]

日本大使館の前では、日本人の代表が「福島と同じことは、世界のどこでも起きうる。原子力技術の輸出は正当化できない」と述べ、日本が原発輸出の方針を継続していることを批判した。

全文は 上海、パリ、ロンドン 3.11を前にデモや講演 (無料登録が必要です)

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