「なんとしても9基再稼働を」 関電社長年頭会見 via 東京新聞

 関西電力の八木誠社長は七日、福井県庁で行った年頭の記者会見で、大飯原発3、4号機(同県おおい町)を除き停止中の県内の原発九基について「安全対策をやり、国民の理解を得た上で、なんとしても再稼働を果たしたい」と意欲を示した。

 運転年数が四十年を超えた美浜原発1、2号機(同県美浜町)に関しては、「今後、原子力規制委員会が定める基準に対応したい。基準をクリアすれば運転を延長できると理解している」と述べ、廃炉を前提にしない考えを明らかにした。

四月に予定する電気料金値上げについては「電力事業は危機的な状況。電力供給と収支の安定化のため」と理解を求めた。

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