福島原発事故:業過致死傷容疑で1万3000人告訴・告発via 毎日新聞

東京電力福島第1原発事故で被ばく被害をもたらしたとして、全国の男女1万3262人が15日、当時の東電や国の幹部ら計33人に関し、業務上過失致死傷容疑などで福島地検に告訴・告発状を出した。6月の福島県民1324人に続く第2次集団告訴で、全47都道府県に参加者は広がり、弁護団によると過去最大の告訴となった。

 33人は前回と同じで▽勝俣恒久・東電会長や原子力安全委員会(現・原子力規制委員会)の班目春樹委員長ら事故当時の幹部▽福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一・同県立医大副学長ら専門家など。

 告訴・告発状では「津波や過酷事故の対策を怠り事故を招き、放射性物質を排出させた」などとする業務上過失致死傷と公害犯罪処罰法違反の容疑に加え、今回は、水素爆発で原子炉建屋を損壊させた業務上過失激発物破裂容疑でも訴えた。
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 提出後の集会には全国10支部から約250人が出席。約6300人を集めた関東支部(東京)の白崎朝子さん(50)は「一人一人の手渡しや口コミで広がった。(電力消費地に住む)加害者としての責任を感じ、活動に取り組んだ。立件を心から祈っている。告訴が国を動かす力になってほしい」と訴えた。

全文は福島原発事故:業過致死傷容疑で1万3000人告訴・告発

◇参照手応え感じる福島原発告訴団運動

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