自主避難への理解 via 朝日新聞

「こういう人たちが、県外で風評被害をまき散らしているんです」

県総合計画の見直しで、県が各地で開いている地域懇談会で出た発言だ。総合計画審議会委員の一人が、母子だけで自主避難している人についてそう言い放った。

「経済的にも余裕がある人たちです」「正しい知識をもってもらいたい」

二重生活の出費に耐えられる、という点では「余裕がある」かもしれない。だが、取材した限り、出費を切り詰め、ギリギリの生活を続けている家庭が大半だ。前向きに新天地で暮らす人たちがいる半面、「風評被害をまき散らす」どころか、いじめや嫌がらせを恐れ、「福島から来た」とも言えず、身を隠すように暮らし、福島を思って涙する。そんな人も多い。

続きは 自主避難への理解

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One Response to 自主避難への理解 via 朝日新聞

  1. norma field says:

    こうして出費を抑え、深刻な事態を隠蔽するためにまともな強制避難対策をとらなかった国の付けが拡大していくのですね。

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