もんじゅ廃炉へ…政府エネ戦略原案 via Yomiuri online

政府が14日にもまとめる「革新的エネルギー・環境戦略」の原案がわかった。

(中略)

原子力協定を結ぶ米国に政府関係者を派遣し、 米国の反応を見極めたうえで最終決定する。

原案では、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、原発に依存しない社会の実現に向け、〈1〉(原発の)40年運転制限制を厳格に適用する〈2〉原子力規制委員会の安全確認を得たもののみ再稼働する〈3〉原発の新設・増設は行わない――ことを基本原則とした。

もんじゅについては、使用済み核燃料から出る廃棄物を減らすための研究炉とした後に、廃炉とする方向で調整している。

もんじゅは1994年に初臨界を迎え、95年に発電を開始したが、同年末にナトリウムが漏れる事故が起き、運転を停止した。2050年までの商業化の実現に向け10年5月に運転を再開したが、同8月に炉内中継装置の落下事故で再び停止している。

また、原案では、核燃料サイクル政策について、青森県が関連施設を受け入れた経緯を踏まえ、使用済み核燃料の直接処分のあり方などを国が関係自治体や電力消費地と協議する場を設置したうえで、電源立地交付金に代わる措置の整備なども含めた形で見直すことも盛り込んだ。

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