(抜粋)
地震・津波という自然災害に始まり、原子力災害さらには風評被害、人類がこれまで
経験したことのない、このような多重の災害が、なぜおきてしまったかのか、私たちは
しっかりと考えなければなりません。
「自然の脅威に対する十分な備えはできていたか。」
「科学技術の力を過大に評価していなかったか。」
「原子力を扱うことの難しさと正面から向き合ってきただろうか・・・。」
これらの問いの中に、未来への大切な教訓があるはずです。
私たちは、科学技術の力を過信することなく、自然の持つ力の大きさをもう一度
しっかりと心に刻み、全ての人が安心して暮らせる社会づくりを進めていきます。
そして、二度とこのようなことが起きないよう、県内の原子力発電所を全て廃炉
とすることを求めながら、再生可能エネルギーを推進し、原子力に頼らずに、
発展し続けていくことができる社会を目指します。
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