「仏教者としてざんげしたい」永平寺が原発シンポ via Yomiuri online

曹洞宗大本山永平寺(福井県永平寺町志比)が11月2日、福島第一原発事故を機に生活を見つめ直そうと、シンポジウム「いのちを慈しむ~原発を選ばないという生き方~」を開く。シンポでは、「原子力発電に反対する県民会議」代表委員で小浜市の中島哲演・明通寺住職が講演、福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一さんが福島の現状を報告する。その後、人権などをテーマに講演活動している在日韓国人の作家朴慶南さんを交えて討論を行う。

敦賀市の高速増殖炉「もんじゅ」と新型転換炉「ふげん」(廃炉作業中)は、釈迦如来の両脇にいる「文殊菩薩(ぼさつ)」と「普賢菩薩」が名前の由 来。講演を企画する「永平寺禅を学ぶ会」によると、永平寺が命名に関わった説もあり、西田正法事務局長(56)は「菩薩の知恵を借りて無事故を願ったのな ら浅はかな考えだった。仏教者として世間にざんげすることから始めたい。シンポが負の遺産を子孫に残さない生き方を考えるきっかけになれば」としている。

続きは「仏教者としてざんげしたい」永平寺が原発シンポ

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