時間がたてば立証は困難になる。被害者に記憶も証拠もあるうちに、国は「原発被害」の賠償基準、手続きを明確化せよ via 現代ビジネス

福島県は、福島第一原子力発電所の事故に伴う県民の放射能被曝に関する健康調査を、全県民200万人に対して行うと発表した。同時に、18歳以下の県民については、長期間にわたって甲状腺に関する検査を行うと決めた。このことはいい。しかし、今月中旬に県民の手元に届いた県民健康管理調査の問診票には、事故後約2週間の毎日の行動を分単位で記すほか、3月末までに食べた野菜や 果物、飲んだ牛乳の量まで書かなければならないという。ざっと4ヵ月も前の一日一日の行動をかなり覚えていないと、正しく書けない問診票だ。自信を持って 正しく書ける県民はいったいどれくらい、いるのだろうか。しかし、累積被曝量について把握するためには、この程度の情報は必要なのだろう。

考えずにいた問題について、気づかされて愕然とするということがあるが、本件はその類だろう。

病気と原発事故の関係をどうやって証明するのか

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