2011年7月27日 21時12分
東京電力福島第1原発事故の収束作業にあたる作業員について、東電と原子炉メーカー2社が3月下旬、事故収束までの高線量被ばく者の数を試算し、 経済産業省原子力安全・保安院に報告していたことがわかった。試算によると、50ミリシーベルト以上被ばくした作業員は計約2160人だった。
保安院と東電によると、50ミリシーベルト以上100ミリシーベルト未満が約1680人、100ミリシーベルト以上は約480人と試算した。「経 産省によると50ミリ超は約1600人」とする厚生労働省の内部文書が明らかになり、保安院などが27日の記者会見で試算結果を発表。当時公表しなかった 理由について、保安院の森山善範原子力災害対策監は「個別の企業情報が含まれているため」などと述べた。
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・福島第1原発:被ばく50ミリ超1600人 経産省が試算 via Mainichi jp
・Document suggests government estimated 1,600 workers exposed to radiation via Mainichi Daily News