約18年間に及び裁判で原発の危険性を訴えたものの聞き入れられなかった元高校教諭が、東京電力福島第1原発の事故で避難生活を強いられている。92年に 敗訴が確定した福島第2原発訴訟の原告団長、小野田三蔵さん(73)。自宅のある福島県富岡町は全域が警戒区域となり、約200キロ離れた新潟市内で暮ら す小野田さんは「次の大地震だっていつ来るか分からない。今こそ原発依存からの脱却を」と訴える。【伊藤一郎】
◇ 英文記事:
・Nuke crisis refugee fought losing 18-year legal battle against Fukushima plant via Mainichi Daily News