やらせメールで賛否逆転 玄海原発再開問うテレビ番組 via Asahi.com

 九州電力の「やらせメール」問題で、玄海原子力発電所(佐賀県)の運転再開に理解を求める国主催のテレビ番組に、九電関係者が送った賛成意見が130件を超えていることがわかった。番組では賛成が反対意見を上回ったが、やらせ分を除くと賛否は逆転し番組の信頼性が大きくゆがめられていた。

 社内調査では、原発部門トップだった前副社長が「番組で反対意見が多いと困る」という危機感から、やらせにつながる指示を部下に出していたことも判明した。九電は14日にも公表する調査報告で、原発部門が中心になって組織的な世論操作が行われていたことを認める方針だ。

 国によると、6月26日の番組に電子メールやファクスで寄せられた意見は賛成286件、反対163件、その他140件。九電グループ社員らが送った分を除くと賛成は150件程度に減り、賛否が逆転する。

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