福島原発:Jヴィレッジに内部被ばく量測定機器を設置 via Mainichi jp

Jヴィレッジに設置されるホールボディーカウンター棟の外観=東京電力提供

Jヴィレッジに設置されるホールボディーカウンター棟の外観=東京電力提供

東京電力は11日、内部被ばく量を測る「ホールボディーカウンター(WBC)」1台を、福島第1、同第2原発の作業員らが宿泊するJヴィレッジ(福島県楢葉町など)に設置し、運用を開始したと発表した。年内に12台まで増やす。

WBCは、福島第1原発に4台設置されていたが、同原発事故の影響で高くなった空気中の放射線の影響を受けて正確に測定できず、作業員は同県いわ き市の東電施設や新潟県の柏崎刈羽原発などで検査を受けていた。東電はJヴィレッジに専用の大型テントハウスを2棟設置。順次WBCを搬入し、被ばく量管 理の効率化をはかる。

また東電は同日、福島第1原発で作業中に、緊急時の上限(250ミリシーベルト)を超えて被ばくした恐れがあった作業員9人のうち、30代の男性 社員の被ばく量が237.26ミリシーベルト(外部被ばく71.16ミリシーベルト、内部被ばく166.1ミリシーベルト)だったと発表した。9人全員の 被ばく量が確定。実際に上限を超えたのは6人(308.93~678.08ミリシーベルト)だった。6人は現在、冷温停止中の同第2原発で作業をしてい る。【徳野仁子】

福島原発:Jヴィレッジに内部被ばく量測定機器を設置

 

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