福島第1原発:高校進路指導進まず 「募集方針示して」via 毎日jp

東京電力福島第1原発事故の影響で、福島県内の一部中学校で進路指導が難航している。第1原発の半径30キロ圏内には県立高校8校があるが、他校を間借りしての授業が続いており、来年度も例年通りに新入生を募集するか決められないためだ。中学教諭や保護者の間に「早く方針が決まらないと、子供たちの将来にしわ寄せが及びかねない」との懸念が広がっている。【神保圭作】

南相馬市鹿島区の市立鹿島中。立ち入りが規制される「警戒区域」と、授業が行えない「緊急時避難準備区域」の市立中4校が間借りし、特別教室や武道場で授業を実施している。

新年度が始まったのは4月22日。例年6月には3年生に実力テストと進路希望調査を実施して進路を固めるが、授業の遅れもあって実力テストは延期。個々の生徒の学力や受験可能な学校を把握できないまま、とりあえず希望調査を始めた。

福島第1原発:高校進路指導進まず 「募集方針示して」

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