『「IAEA、条約再検討会合始まる」』 via News i (TBSの動画ニュースサイト)

 原発の安全対策などを定めた「原子力安全条約」の再検討会合が4日、IAEA=国際原子力機関で始まりました。福島第一原発の事故を受け、天野事務局長は冒頭、原発の安全対策強化を訴えました。

 14日までの日程で行われる会合では、加盟する72の国などが原発の安全基準や緊急時の対応など、条約の再検討を行なう予定ですが、4日夜には日本の原子力安全・保安院などから福島第一原発の最新の状況が報告されます。

 現在、世界では442基の原子炉が稼働し、中国やロシアなどで65基の新規建設が進んでいますが、IAEAの安全基準には強制力がなく、各国の裁量に任されている部分も大きいことから、安全強化を求める声が高まっていました。

 天野事務局長は「普段通りの対応ではすまされない」と危機感をあらわにし、各国の協調を呼びかけました。(05日02:20)

『「IAEA、条約再検討会合始まる」』

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