東電・勝俣会長会見 2011.3.30 via 産経ニュース

東京電力は30日、勝俣恒久会長が東京都千代田区の本店で記者会見した。福島第1原子力発電所の事故の収束見通しが立たない中で、29日夜には清水正孝社長が緊急入院する異例の事態となったため、勝俣会長が当面は陣頭指揮をとる。東日本大震災の発生以降、東電のトップが会見するのは、13日に清水正孝社長が会見して以来となる。

<記者会見は30日午後3時から東電本店で始まった。出席者は勝俣恒久会長、原子力・立地本部長の武藤栄副社長、電力流通本部長の藤本孝副社長ら首脳6人。午後2時59分に会場入りし、カメラのフラッシュの放列を浴びた6人の表情は一様に堅い。立ったまま、勝俣会長が福島第1原発の事故後を改めてお詫びし、経緯の説明を始めた>

勝俣会長「勝俣でございます。年度末までに社長から報告させること考えていたが、昨晩入院したため、急遽説明する。3月13日に会見して以降、今日まで時間たってしまった。大変申し訳なく思っています。まずはこのたびの震災で被災した方に心からお見舞いする。福島第1原発の重大な事故、作物、飲料水への影響拡大など、広く社会の方に不安、心配と迷惑かけたことに対して心からお詫びします。とくに発電所近くの双葉町、富岡町、楢葉町など周辺のみなさまには、地震の不安に加え、放射性物質の放出で避難所生活を強いることになり、心身両面で不便をかけていることを本当に申し訳なく思う。福島知事をはじめ、大震災からの復興などをやる中で、このような事態を引き起こし、迷惑かけたことをお詫びします」

続きは以下のリンクから。

東電・勝俣会長会見(1)「このような事態を引き起こし、心からお詫びします」

東電・勝俣会長会見(2)「社長はそれほどかからずに戻り、指揮を執る」

東電・勝俣会長会見(3)「海水注入に躊躇、ためらいはなかった」

東電・勝俣会長会見(4)「福島第一原発、長期的に安定するには時間がかかる」

東電・勝俣会長会見(5)「民営化でありたい。最大の努力をする」

東電・勝俣会長会見(6)「社長から辞意は出ていない」

東電・勝俣会長会見(7)「プルサーマル、燃料サイクルも今回の事態で遅れる」

東電・勝俣会長会見(8)「米国への原発輸出、継続は難しい」

東電・勝俣会長会見(9)「菅総理からは時々電話をいただく」

 

This entry was posted in *日本語 and tagged . Bookmark the permalink.

Leave a Reply