『福島第1原発:避難圏内にまだ百数十人 自力移動が困難』 via 毎日jp

 政府が屋内退避から一転して自主避難を促した東京電力福島第1原発の20~30キロ圏内に、寝たきりなど介護が必要で自力移動が困難な人が現在も、百数十人いることがわかった。厚生労働省は、引き続き県などに状況を聞き、必要な場合は受け入れ先を調整するとしている。

 同省が29日明らかにした。多くは南相馬市内の在宅のお年寄りや障害者とみられる。同省によると、半径30キロ圏内の入院患者や特別養護老人ホームなどの施設入所者は、圏外にほぼ搬送を終えたが、20~30キロ圏内の在宅患者や寝たきりの人などについては状況が把握できず、移送対象外となっていた。現在、自衛隊が20~30キロ圏内を戸別訪問して所在確認しており、「政府で搬送手段の確保を検討する」(同省)という。

 また、同省によると、岩手、宮城、福島の3県の高齢者や障害者の施設から県外に移った入所者は29日現在で計346人。【野倉恵】

『福島第1原発:避難圏内にまだ百数十人 自力移動が困難』

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